IPアドレス基礎
はじめに
AWSのVPCの勉強中にIPアドレスについての知識が必要になった為、簡単にまとめます。
IPアドレスとは
- ネットワークで通信先を指定するものであり、互いに被らない番号が振られる
- 32ビットで構成され、8ビットずつ10進数に変換したもの
- IPアドレスにはパブリックIPアドレスとプライベートIPアドレスが存在する
ex) 192.168.1.0
- 192を二進数にすると 11000000
- 168を二進数にすると 10101000
- 1を二進数にすると 00000001
- 0を二進数にすると 00000000
IPアドレスの範囲
- 一般的には256個(2の8乗)と65536個(2の16乗)がある
- ネットワーク部とホスト部がある
ex) 192.168.1.0~192.168.1.255(256個)
まずはネットワーク部とホスト部だが 192.168.1までがネットワーク部になり、
0~255(256個)がホスト部になる。
ex) 192.168.0.0~192.168.255.255(65536個)
- 192.168がネットワーク部
- 0.0~255.255(65536個)がホスト部
表記方法
- CIRD表記とサブネットマスク表記がある。
CIRD表記
上記で述べたネットワーク部のビット長を/ビット長で表す。
ex)192.168.1.0~192.168.1.255の場合
192.168.1(ネットワーク部)は8ビット.8ビット.8ビットの24ビットなので、192.168.1.0/24で表す
ex)192.168.0.0~192.168.255.255の場合
192.168(ネットワーク部)は 8ビット.8ビットの16ビットなので、192.168.0.0/16で表す
このビット長のことをプレフィックスと言う
サブネットマスク表記
プレフィックスのビット数を二進数の1 残りを二進数の0にして表記したもの
ex)192.168.1.0~192.168.1.255の場合
プレフィックスは24(8ビット.8ビット.8ビット)
つまり二進数にすると 11111111.11111111.11111111になる。
これを10進数にすると255.255.255になる。
残りは二進数で0になるので、サブネットマスクは255.255.255.0になる。
表記方法は192.168.10/255.255.255.0
ex)192.168.0.0~192.168.255.255の場合
プレフィックスは16(8ビット.8ビット) つまり二進数にすると
11111111.11111111になり10進数にすると255.255になる。
残りは0のため、サブネットマスクは255.255.0.0
表記方法は192.168.0.0/255.255.0.0
表記方法のまとめ
- 表記方法はわざわざ10進数や二進数などに変換して考えなくても覚えれば視覚的に範囲がわかる。
- 256個分の範囲はCIDR表記で「/24」サブネットマスク表記で「/255.255.255.0」
- 65536個分の範囲はCIDR表記で「/16」サブネットマスク表記で「/255.255.0.0」
個人的な感想
表記方法を覚えるのに少し時間がかかったが、まとめてみると以外とすっきりした。
インフラ周りの勉強は初めてなので、間違いや誤字はコメント頂けると嬉しいです。